

こんにちはサルコウです。
この記事では、フィギュアスケート靴の選び方と値段についてまとめております。
以下について確認できます。
- 靴の選び方や値段がわかります
- レンタル靴では駄目な理由がわかります
1.レンタル靴では駄目なの
レンタル靴の場合、いろいろな人が履いてますので靴に癖がついてます。
一般靴でも様々な癖がついてますので、人の靴を履くことないと思います。
癖のついた一般靴を履くことを想像してみてください。
フィギュアスケートの靴も同じで癖の付いていないスケート靴で、自分だけの癖がついたスケート靴で練習することが上達の一歩です。
有名選手でも靴が合わないだけでジャンプが出来なくなったりするのです。
フィギュアスケートで利用する靴は、新品の靴で何度も練習した自分の足にあった靴を履いてください。
2.靴の値段はいくらくらい
スケート靴の値段は、耐久性や履き心地によっても違いまし、フィギュアスケートを習っている時点の目的によっても違います。
個人の趣味の範囲
1万円前後の安い靴でも良いので購入したもので滑ると上達します。
スケート教室で習う為に
主にインとアウトの刃に乗り分ける為の基本スケーティングができるようにする為になります。
購入先で教室用のレベルの靴を求めましょう。
1万円~3万円までの自分専用の靴をお勧めします。
※スケート靴の刃は包丁の用に一枚刃ではなく2枚刃になっています。
上手く体重移動をしながらインとアウトの刃に乗り分けながらスケーティングします。
クラブ(競技者)の練習や大会の為に
これは競技者のレベルによって違います。
スケート靴は靴の部分とブレードと呼ばれる刃が着いた金属部分によって分かれています。
- 履き心地や硬さ等によって選ぶ、靴の部分(アッパー)
靴の皮や足の形によるカスタマイズなどによって料金が異なります。
値段:3万~6万円ほど ※メーカによっても異なります。
- ジャンプの耐久度等(シングル、ダブル、トリプル以上)によって選ぶブレードの部分
値段:3万~6万円ほど ※メーカによっても異なります。
※いきなり上位のモデルを購入する必要はありませんが、選ぶ靴や選ぶブレードによって値段は変わりますので、コーチと相談してレベルにあったものを選んでください。
3.靴のサイズや交換頻度について
靴のサイズについて
例えば足のサイズが23㎝の場合、23㎝の靴が一番滑りやすくなります。
足に合わせた癖が靴に着くまでの期間は、違和感がありますが癖が着いた際にピッタリの靴でないと滑りにくくなります。
※お子さんの場合ですが、成長もありますので少し大きめを求めたい所です。
ただし、大きめといっても0.5㎝が限度です。
大き目の靴を購入した際は、つま先を床から上げた状態で靴紐を窮屈目に絞る事や少し厚手のタイツなどを履き足が前後に動かないように固定する必要があります。
靴の交換タイミング
早い人で2~3ヵ月や、遅くとも1年に1度など、練習量によって異なります。
交換頻度について
これは練習量によります。
毎日何時間も練習しているトップレベルの選手であれば3ヵ月で交換します。
お子さんであっても毎日練習いていれば、最低1年に1度は交換が必要です。
また、進級によって練習するジャンプが変るとエッジを変更しなくてはなりません。
その時点で、スケート靴の交換が必要となります。
また、メンテナンスにもよりますが、ブレードのエッジ(刃)の削れ具合の補強や靴の部分のダメージにもよります。
4.教室用の靴とクラブ用の靴の違い
教室やクラブでは目的(フィギュアスケートのレベル)が異なります。
その為、違いが大きく出ますので以下を参考にしてください。
【教室の場合】
教室や基本となるスケーティングが身に着くようにする事が目的となるところが多い為、靴に関しても靴とブレードがセットになったもので問題ありません。
教室では、主にインとアウトの刃に乗り分ける為の基本スケーティングができるようにします。
ジャンプ等がメインではありませんので購入時にはそれほど高くない安価なもので問題ありません。
【クラブ(競技者用)の場合】
クラブ(競技者)の練習や大会の為に使用するスケート靴の場合は競技者のレベルによって選ぶ靴も異なります。
一番のポイントはジャンプの耐久度等(シングル、ダブル、トリプル、クワッド)によって選ぶブレードが異なります。
ジャンプの難易度によって耐久性が求められますので、選択するブレードが変わります。
5.靴のメンテナンスの方法は
スケート靴のお手入れは、ブレードの特にエッジ(刃)の部分を錆びつかせない事が一番です。
錆びついてしまうと滑りが悪くなります。
気を付ける点
- スケートの練習が終わったら移動中はエッジケース(プラスティック製のカバー)を装着し移動します。
※これは地上を歩く際に刃を傷めない為のものです。 - スケート靴を脱いだら乾いた布で水気をとりましょう。
※ごしごし擦らない注意しましょう。
※時代劇などでみる刀の手入れのように軽く叩きながら水気を取りましょう。 - 水気が取れたらエッジカバー(布で出来たエッジのカバー)を被せてエッジを保護しましょう。
- 靴の部分は、スピンやジャンプなどで傷が着いたり汚れたりします。
上達すればするほど傷がついてしまうのは仕方ない事ですが、大会などでそのまま出るのは悪目立ちする事もありますので、新品の紐に交換したり、汚れを目立たなくす白いパウダーでケアするのも大事です。
傷は気にする必要はないのですが、コーチによってはそのまま試合にでる事を良しとしないケースもありますのでしっかりケアしましょう。
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