テクニカルエレメンツ(技術要素/TES)|フィギュアスケート

ジャッジ

こんにちはサルコウです。

今回の記事では、テクニカルエレメンツ(技術要素)の項目や得点の仕組みについてまとめています。

テクニカルエレメンツ(技術要素)とは、フィギュアスケートの中でもジャンプやスピン、ステップなど技を評価する採点の仕組みの事を指します。

各テクニカルエレメンツ(技術要素)は、基礎点とGOE(出来栄え点)で評価され、その合計をトータルテクニカルエレメンツとして算出します。
華やかなフィギュアスケートの中でも注目されるジャンプやスピン、ステップなどの採点の仕組みがテクニカルエレメンツ(技術要素)となります。

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テクニカルエレメンツの項目

テクニカルエレメンツ(技術要素)は略称「TES」、フィギュアスケートの技術部分を表したカテゴリです。

テクニカルエレメンツは、「基礎点」「GOE」の項目で採点されます。

基礎点(ベースバリュー)

  • 各技(ジャンプ、スピン、ステップ、コレオ)の持つ得点が基礎点となります。
  • さらにジャンプであれば回転数や技の種類(アクセルやサルコウ)などの技によって基礎点が異なります。各技の基礎点については以下ページより一覧表をご確認ください。

 

フィギュアスケート ステップシークエンスのルール/レベル/得点
フィギュアスケート コレオ・シークエンスのルール/得点
フィギュアスケート スピンのルール/種類/得点 
フィギュアスケート ジャンプのルール/種類/得点
  • 基礎点(ベースバリュー)は減点によって点数が下がります。詳しい減点について以下表をご確認ください。
減点マーク 説明
< アンダーローテーション
1/4以上1/2未満の回転不足
選手が挑戦したジャンプ本来
の基礎点に対して75%
となってしまう。
<< ダウングレード
1/2以上の回転不足
選手が挑戦したジャンプより
回転数が1回転少ない同じ種類
のジャンプの評価(基礎点)
となってしまう。
! Not clear edge
明確ではない踏み切り
フリップ、ルッツを飛んだ際に
どちらにも傾いていないフラッ
トなエッジでの踏み切りは、
「明確ではない踏み切り」と
みなされる。
基礎点による減点はないが
GOE(出来栄え)で評価される。
e Wrong edge
明らかに間違った踏み切り
フリップを誤ってアウトサイド
で踏み切った場合、エッジエラー
となり減点対象となる
ルッツを誤ってインサイドで踏み
切った場合、エッジエラーとなり
減点対象となる。
どちらもジャンプ本来の基礎点に
対して75%となってしまう。

 

GOE(出来栄え点)

  • 各技の出来栄えを11段階の評価(5から‐5)で採点します。

GOEの詳しい採点ルールについてはGOE(出来栄え点)採点ガイドラインをご確認ください。

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テクニカルエレメンツの得点の仕組み

●技毎の基礎点 + 技毎のGOE =技毎の得点

●技毎の得点を全て足したもの = トータルテクニカルエレメンツ

例えば、ジャンプの構成がダブルアクセル と ダブルサルコウの2本のみの構成の場合

  • ダブルアクセルの基礎点 + GOE(+2の出来栄えの場合)

基礎点 3.3 + GOE 0.66 = ダブルアクセルの得点 3.96

  • ダブルサルコウの基礎点 + GOE(+1の出来栄えの場合)

基礎点 1.3 + GOE 0.13 = ダブルサルコウの得点 1.43

3.96 + 1.43 = トータルテクニカルエレメンツ 5.93 となります。

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まとめ

テクニカルエレメンツでは、大きな技をやりますので点数が伸びますが、

回転数が足りないと「<」や「<<」を取れられ基礎点が下がります。

その場合、GOE(出来栄え点)での伸びがありませんので、大技をやっても点数がかなり低くなる事があります。

また、まったく同じジャンプを成功したのに点数が違う事があります。これもGOE(出来栄え点)でのジャッジ差が出てしまっている場合です。

テクニカルエレメンツを知っているだけで試合観戦をする目が変わりますので是非覚えてください。

テクニカルエレメンツともう一つ重要なプログラムコンポーネンツもあります。

さらに試合観戦する目が変わります。ご一読ください。

プログラムコンポーネンツ(演技構成/PCS)
ジャッジスコア(プロトコル/採点表/得点表)の見方

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