ジャンプの種類/ルールを知りたい|フィギュアスケート

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エアロ
エアロ

こんにちはエアロです。

この記事では、ジャンプのルールについてまとめています。

この記事では以下が確認できます。

  • ジャンプの種類がわからない
  • ジャンプは何本飛んでいいの

といった点が解消できます。

ジャンプが理解できると、より楽しめますので是非一読してみてください。

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1.ジャンプのルール

シニア男子 シングル

ショートプログラム

  1. 単独のジャンプ
    あらゆるトリプルジャンプまたはクワドラプル(クワド)ジャンプ
    ※3とは異なるジャンプを組み込まなければならない。
    もしも2でトリプルアクセルを行った場合、1または3で繰り返し行うことはできない。
  2. アクセル系のジャンプ
    ダブルアクセルまたはトリプルアクセル
    ※クワドラプル(クワド)アクセルは認められていない
  3. ジャンプコンビネーション
    ダブルジャンプとトリプルジャンプ、2つのトリプルジャンプ、クワドラプル(クワド)ジャンプとダブルジャンプまたはトリプルジャンプ
    同一のジャンプ、もしくは異なる種類のジャンプの組み合わせが認められる。
    ※1または2とは異なるジャンプを組み込まなければならない。

フリースケーティング

  1. いかなる回転数でもよい。
  2. ジャンプコンビネーション、ジャンプシークエンスは同一のジャンプ、もしくは異なる種類のジャンプの組み合わせが認められる。
  3. ジャンプコンビネーションは3回、もしくはジャンプコンビネーション2回+ジャンプシークエンス1回を含むことができる。
    トータル3回のうち1回は3連続ジャンプが認められ、残り2回は2連続ジャンプとする。
  4. いかなるジャンプも、2回を超えて含んではならない
    ※アクセルを含む。単独ジャンプでも、コンビネーション、シークエンスの一部としても
  5. すべての3回転および4回転ジャンプの中から、2種類のみ、2回繰り返すことができる。
    2種類の繰り返しのうち、4回転は1種類のみ認められる。
  6. 2回繰り返したジャンプのうち、少なくとも1つがジャンプコンビネーション、ジャンプシークエンスの場合は、2回とも通常の基礎値で評価される。
    2回ともが単独ジャンプの場合、2つ目に記号「+REP」がつけられ、基礎値は本来の70%で評価される。
  7. 同じ名称の3回転ジャンプと4回転ジャンプは、2種類の異なるジャンプとみなされる。
  8. 余計なジャンプが実行された場合、要件に従わないジャンプは基礎値0点(ノーバリュー)とされる。ジャンプは実行の順番に考慮される。

シニア女子 シングル

ショートプログラム

  1. 単独のジャンプ
    あらゆるトリプルジャンプ
    ※3とは異なるジャンプを組み込まなければならない。
    もしも2でトリプルアクセルを行った場合、1または3で繰り返し行うことはできない。
  2. アクセル系のジャンプ
    ダブルアクセルまたはトリプルアクセル
    ※トリプルアクセルをアクセルジャンプとして行った場合、単独のジャンプまたはジャンプコンビネーションで繰り返し行うことはできない。
  3. ジャンプコンビネーション
    ダブルジャンプとトリプルジャンプ、2つのトリプルジャンプ
    同一のジャンプ、もしくは異なる種類のジャンプの組み合わせが認められる。
    ※1または2とは異なるジャンプを組み込まなければならない。

フリースケーティング

  1. いかなる回転数でもよい。
  2. ジャンプコンビネーション、ジャンプシークエンスは同一のジャンプ、もしくは異なる種類のジャンプの組み合わせが認められる。
  3. ジャンプコンビネーションは3回、もしくはジャンプコンビネーション2回+ジャンプシークエンス1回を含むことができる。
    トータル3回のうち1回は3連続ジャンプが認められ、残り2回は2連続ジャンプとする。
  4. いかなるジャンプも、2回を超えて含んではならない
    ※アクセルを含む。単独ジャンプでも、コンビネーション、シークエンスの一部としても
  5. すべての3回転および4回転ジャンプの中から、2種類のみ、2回繰り返すことができる。
    2種類の繰り返しのうち、4回転は1種類のみ認められる。
  6. 2回繰り返したジャンプのうち、少なくとも1つがジャンプコンビネーション、ジャンプシークエンスの場合は、2回とも通常の基礎値で評価される。
    2回ともが単独ジャンプの場合、2つ目に記号「+REP」がつけられ、基礎値は本来の70%で評価される。
  7. 同じ名称の3回転ジャンプと4回転ジャンプは、2種類の異なるジャンプとみなされる。
  8. 余計なジャンプが実行された場合、要件に従わないジャンプは基礎値0点(ノーバリュー)とされる。ジャンプは実行の順番に考慮される。

明確化

  • 不足している回転
    • 1/4 回転以上 1/2 回転未満の場合には,そのジャンプは回転不足 (アンダーローテーション)となります。
  • フリップとルッツ
    • フリップはバックワード・インサイド・エッジから踏み切る
    • ルッツはバックワード・アウトサイド・エッジから踏み切る
    • テクニカル・パネルは,踏み切りエッジについて判定し,記号 (e) および記号 (!) を用いてエラーを示す。
    • 重度のエラー(記号 (e) )の場合にはそのジャンプの基礎値および GOE が引き下げられる。小さなエラー(記号 (!) )の場合には,基礎値は本来の 基礎値のままであり GOE が引き下げられる。
  • ショート・プログラムにおいては,要件を満たさない(回転数が間違っている場合を含めて)ジャンプは,無価値(no value)となるが,まだ空きがある場合はジャンプのボックスを占める。
  • 2つのダブル・ジャンプから構成されるジャンプ・コンビネーシ ョンが認められていない場合(シニア男子女子,ジュニア男子)には,(記号<, <<, e を考慮する前の)本来の基礎値 が低い方のジャンプの価値はジャンプ・コンビネーションの基礎値には含まれません。(例:2Lz+2T*, 2T*+2Lo, 2Lz<+2T*, 2F<<+2T*)。
  • ショート・プログラムにおける繰り返し :同一のジャンプがソロ・ジャンプとして行われ,かつジャンプ・コンビネーションの 一部としても行われた場合,繰り返されたジャンプのうち後に行われたものはカウントされません。(後に行われたものがジャンプ・ コンビネーションの一部として行われた場合,繰り返し要件に違反する個々のジャンプのみがカウントされない)
  • フリー・スケーティングにおける余分なジャンプ要素 : 余分なジャンプが行われた場合,要件に違反する個々のジャンプのみが 無価値となる.実施順により余分なジャンプとみなす。
  • フリー・スケーティング,ジャンプ・シークェンス ジャンプ・シークェンスは任意の回転数の2つのジャンプで構成され,任意のジャンプで開始し,最初のジャンプの着氷のカーブ からアクセル・ジャンプのテイクオフカーブに直接踏み込み,直ちにアクセルタイプのジャンプに続くものとなります。

 

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2.ジャンプの種類

現状のジャンプの種類は以下に記載の6種類です。

トウループ  

右手を後ろに引き腰の回転を抑えて跳びます。
右足のトゥ(つま先)を遠くに着くことで、踏切から着氷までの距離に幅が生まれます。

トウループコマ送り画像トウループ

出典:skatingjapan.or.jp

サルコウ 

左足のバックのインサイドにのって踏切ます。
跳ぶ前の姿勢を後ろから見ると、足が八の字になっているのがわかります。

サルコウコマ送り画像サルコウ

出典:skatingjapan.or.jp

ループ 

右足のバックのアウトサイドで踏み切る。
踏切から着氷まで右足だけで行うジャンプです。

ループコマ送り画像ループ

出典:skatingjapan.or.jp

フリップ 

左足のインサイドで滑り右足のトゥ(つま先)で踏切ます。

フリップコマ送り画像フリップ

出典:skatingjapan.or.jp

ルッツ 

踏切る瞬間まで左足のアウトサイドで滑る。
踏切の瞬間まで左足のアウトサイドにのっていないとフリップになってしまします。

ルッツコマ送り画像ルッツ

出典:skatingjapan.or.jp

アクセル 

唯一前向きで踏切るジャンプです。
空中で重心をのせ替えながら体を1回転半(シングルアクセルの場合)させます。

アクセルコマ送り画像アクセル

出典:skatingjapan.or.jp

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